「プリズム眼鏡を勧められたけど、費用がどのくらいかかるのかわからない」「保険は使えるの?」——そんな疑問をお持ちの方は少なくありません。
プリズム眼鏡は、斜位(視線のズレ)や斜視を補正するための特殊なレンズを使った眼鏡です。普通の眼鏡とは作り方が異なるため、費用も変わってきますし、保険適用の条件も「大人か子どもか」「医師の処方があるかどうか」によって大きく違います。
この記事では、プリズム眼鏡の費用の目安と保険適用の仕組みを、眼鏡処まどかの視点からできるだけわかりやすくご説明します。
そもそもプリズム眼鏡とは
通常の眼鏡レンズは、近視・遠視・乱視の「度数」を合わせることを目的としています。プリズム眼鏡はそれに加えて、光の進む方向を曲げる「プリズム」という補正が入っています。
人の目は、本来は二つの目の視線が自然に一点に合わさるように働いています。ところが斜位(隠れた視線のズレ)がある方の場合、脳が常にそのズレを修正しようとするため、目周りの筋肉が疲労し続けます。これが「眼精疲労」「頭痛」「肩こり」「ものが二重に見える」といった症状につながるケースがあります。
プリズムレンズは、そのズレを光学的に補正することで、目の筋肉の余分な緊張をほぐし、楽に見られる状態を作ります。眼鏡処まどかでは、両眼視機能検査によって斜位の方向・量を数値で確認したうえで、必要なプリズム量を決定しています。
プリズム眼鏡の費用の目安
プリズム眼鏡の費用は、フレーム代+プリズムレンズ代で構成されます。プリズム補正の入ったレンズは通常のレンズより加工が複雑なため、レンズ代が高くなる傾向があります。
※上記はあくまでも目安です。プリズム量・レンズの種類・フレームの選択によって費用は大きく異なります。眼鏡処まどかでは、検査内容と予算をふまえたうえでご提案しています。お気軽にご相談ください。
保険適用について——大人と子どもで大きく違います
プリズム眼鏡の保険適用については、「大人か子どもか」「どんな目的で使うか」によって、対応が大きく変わります。
| 大人の場合 | 子ども(9歳未満)の場合 | |
|---|---|---|
| 健康保険 | 原則 適用外 | 条件付きで適用あり |
| 医師の処方 | 不要(ただし適用外) | 必須 |
| 対象となる症状 | — | 斜視の治療目的 |
| 給付の上限 | — | 上限あり(加入保険により異なる) |
大人のプリズム眼鏡:原則として保険適用外
成人が斜位・斜視の補正目的でプリズム眼鏡を作る場合、健康保険の適用は原則ありません。眼鏡そのものは「治療器具」ではなく「補助器具」として扱われるためです。
ただし、眼科医の処方に基づいて作成された眼鏡が治療上不可欠と認められるケースでは、加入している医療保険の種類・内容によって補助を受けられることがまれにあります。まずは加入している健康保険組合や共済組合に確認されることをおすすめします。
子ども(9歳未満)のプリズム眼鏡:条件付きで保険適用あり
斜視の治療を目的とした眼鏡を作る場合、9歳未満の子どもは健康保険の「療養費」として給付を受けられます。これは眼科医から処方箋を発行してもらったうえで、眼鏡を作成・申請することで、一定額が払い戻される仕組みです。
※給付額の上限や申請方法は、加入している保険者(市区町村の国保・協会けんぽ・健保組合など)によって異なります。申請前に必ず保険者にご確認ください。
眼鏡処まどかでプリズム眼鏡を作る流れ
眼鏡処まどかで大人用のプリズム眼鏡をご検討の方は、まず両眼視機能検査からスタートします。プリズムは「なんとなく合いそう」という感覚で決めるものではなく、斜位の方向・量を数値で正確に測定したうえで処方する必要があります。
- ✅問診・ヒアリングで現在の悩みを把握
- ✅両眼視機能検査で斜位の方向・量を数値化
- ✅必要なプリズム量を決定し、レンズを選定
- ✅フレームを選び、注文・仕上がり後にフィッティング
- ✅装用後のアフターケア・調整も対応
「プリズムが必要かどうか自分ではわからない」という方でも大丈夫です。検査を受けることで、プリズムが必要な状態かどうか、必要であればどの程度の補正が有効かをご説明します。
八王子の眼鏡処まどかでは、予約優先制で一人ひとりの見え方に向き合っています。
「相談だけでも」「今の眼鏡を見てほしい」という方もお気軽にどうぞ。

