「他のお店でプリズムレンズを断られてしまった」「複視(ものが二重に見える)の改善は難しいと言われた」――そんな状況でも、あきらめないでください。
眼鏡処まどかには、他店で作成困難と言われた強度のプリズム眼鏡のご相談が寄せられることがあります。今回は、その実例とともに、プリズムレンズが解決できる問題について詳しくご説明します。
複視(ふくし)とは?
😖 複視のある見え方
両目で見たときだけ、ものが二重(または上下・斜めにズレて)に見える状態。片目ずつで見ると正常に見える。
→ 両眼の視線がズレているために起きる
✅ プリズムレンズで補正した見え方
プリズムの光屈折効果で視線のズレを補正。両目で見てもひとつの像としてスッキリ見える状態に。
→ 視線のズレ量に合わせた度数で対応
複視の主な原因
| 原因 | 特徴 |
| 眼筋麻痺・眼筋疾患 | 病気や外傷で目の筋肉が正常に動かなくなる |
| 甲状腺眼症 | 甲状腺の病気で眼筋が肥厚・拘縮する |
| 斜視(後天性) | 大人になってから生じた目のズレ |
| 大きな斜位の代償不全 | 年齢・疲労でズレを補正しきれなくなる |
複視は放置すると日常生活・特に運転の安全性に大きく影響します。「見えている」ようで実際には二重像を無意識に脳が処理しようとし、頭痛・目の疲れ・集中力低下につながります。
他店で「これ以上は難しい」と言われたO様の事例
先日ご来店されたO様は、目の周りの筋肉が疾患により正常に動かなくなってしまったことで複視が生じ、以前からプリズムレンズを使用されていました。
しかし、年月とともに視線のズレが少しずつ大きくなり、必要なプリズム度数が増加。他の眼鏡店で「これ以上の対応は難しい」と告げられ、わらをもつかむ思いで眼鏡処まどかにお越しになりました。
ご来店・症状のヒアリング
他店で断られた経緯・現在の見え方の困りごと・運転への支障を丁寧にお聞きしました。
精密な眼位測定・プリズム度数の算出
視線のズレ量を精密に測定。複視を解消するために必要なプリズム度数を導き出しました。
試験用フレームで見え方を確認
算出した度数をフレームに入れ、実際に見ていただきました。「ダブることなくスッキリ見える。運転も安心できる」とのご感想。
特注プリズムレンズで眼鏡を作製
通常のプリズム加算料金の2倍に相当する特注料金でしたが、作製可能と判断し、ご注文へ。
「強度プリズム」が断られる理由と、まどかの対応
なぜ他店で断られるのか
プリズム度数が大きくなると、製作範囲外となりそもそも発注をレンズメーカーに受け付けてもらえなくなることがあります。また、レンズを加工する際の難易度も上がるため、正確に加工する技術も必要です。その結果、取り扱いレンズの種類が少ない店舗や、プリズム処方の経験が少ない場合は「難しい」と判断されることがあります。
眼鏡処まどかでは、特注扱いになるケースでも対応可能なことがあります。まずはご相談いただければ、作製できるかどうかを確認いたします。
こんな方はご相談ください
プリズムレンズのご相談に多いケース
☑ 眼筋疾患・甲状腺眼症・脳神経疾患による複視がある
☑ 以前から使っていたプリズム眼鏡で見え方がズレてきた
☑ 他の眼鏡店でプリズム度数が強すぎると断られた
☑ 運転時だけ・疲れたときだけ二重に見える
☑ 眼科でプリズム処方箋を受け取ったが、作れる店を探している
⚠️ まず眼科での確認が必要な場合
急に二重に見えるようになった・頭痛・吐き気・まぶたが垂れるなどの症状が伴う場合は、脳や神経の病気が原因の可能性があります。まず眼科・神経内科での受診をお勧めします。原因が特定された後に眼鏡での補正を検討します。
「難しい」と言われてあきらめる前に、一度ご相談ください。眼鏡処まどかでは、状況を丁寧に確認した上で対応可能かどうかをお伝えします。
八王子の眼鏡店まどかでは、予約優先制で一人ひとりの見え方に向き合っています。「相談だけでも」という方もお気軽にどうぞ。
FAQ よくある質問
Q1: プリズムレンズはどこでも作れますか?
プリズムレンズの処方には両眼視機能の精密検査が必要で、チェーン系眼鏡店では対応していないことがほとんどです。また、度数が大きい場合は特注対応が必要になることがあります。眼鏡処まどかでは検査から特注対応まで対応しており、他店で断られたケースでもお力になれる場合があります。
Q2: 複視がひどくなってきました。プリズムの度数を上げれば改善しますか?
ズレが大きくなっている場合は度数を見直すことで改善することがあります。ただし、複視が急に悪化している場合は眼科での検査が先決です。病気による変化である可能性があるためです。状態が安定していれば、眼鏡処まどかで改めて測定・処方の見直しができます。
Q3: 特注プリズムレンズは費用が高くなりますか?
プリズム度数が大きくなるほど、特注扱いとなり通常のプリズム加算より費用がかかります。眼鏡処まどかでは事前に費用の目安をご説明した上で、作製するかどうかをご判断いただいています。まずはご相談ください。
Q4: 斜位と複視の違いは何ですか?
斜位は眼が休んでいるときにズレる傾向がある状態で、通常は筋肉の補正力で二重には見えません。複視は両目で見たときに実際に二重に見える状態で、補正しきれないほどのズレがある場合に起きます。斜位から複視に移行するケースもあります。
Q5: 眼科でプリズム処方箋をもらいましたが、どこで作ればいいですか?
眼科で処方箋を受け取った後、プリズム対応の眼鏡店で作製することになります。眼鏡処まどかでは処方箋に基づいたプリズムレンズの作製が可能です。度数が大きい場合も特注対応できることがありますので、処方箋をお持ちの上でご相談ください。

