「見えた数字で乱視や近視がわかる」という画像テスト、SNSで話題になったのを覚えていますか?

やってみたら「当たってた!」という方も多かったのではないでしょうか。実は眼鏡処まどかの店主もやってみたところ、「近視と乱視」という結果が出て、ちゃんと当たっていました(笑)

でも、「なぜ画像を見ただけでわかるの?」「本当に正確なの?」と疑問に思った方もいるはずです。今回はこの画像テストの仕組みと、正しい目の検査との違いについて、眼鏡処まどかが詳しくお伝えします。

数字テストの結果、どういう意味?

話題になった画像では、見えた数字の組み合わせによって以下のように診断が変わります。

📊 見えた数字と診断の対応表
3246 が見えた → 乱視 + 近視
3240 が見えた → 乱視のみ
1246 が見えた → 近視のみ
1240 が見えた → 目の状態は比較的良好

では、近視・乱視とはそもそもどういう状態なのでしょうか?

近視・乱視って何が違うの?

近視(きんし)とは
遠くがぼやける状態
眼球が前後方向に少し長くなっていることで、遠くのものにピントが合わなくなる状態です。近いものは見えるため「近視」と呼ばれます。画像テストでは、コントラストの低い部分(遠方の文字に相当)が見えにくくなることで「4」や「6」が見えにくくなります。
乱視(らんし)とは
ピントが一点に定まらない状態
角膜や水晶体の形が完全な球面でなく、方向によって屈折率が異なるため、像がにじんだり二重に見えたりします。画像テストでは、縦線と横線のコントラストの違いを利用して乱視の有無を判定しています。縦横で見え方が変わると「3」に見えます。乱視矯正で得られるメリットについては、乱視矯正の本当のメリットを詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。

なぜ画像テストで近視・乱視がある程度わかるの?

この画像は「コントラスト感度テスト」の原理を応用しています。近視があると低コントラストの文字が判別しにくくなり、乱視があると縦方向と横方向で見え方が変わります。この特性を利用して、見える数字の組み合わせから近視・乱視の有無を推測しているのです。

簡易的な仕組みながら、意外と当たる方が多いのはそのためです。ただし、あくまでも「傾向」を掴むものであり、正確な診断や度数の測定はできません。

画像テストで「わかること」と「わからないこと」

 画像テストでわかること(傾向)
近視・乱視がある可能性があるかどうか
「目の状態が気になるので検査してみよう」というきっかけ
 画像テストだけではわからないこと
近視・乱視の正確な度数
乱視の軸方向(どの向きにズレているか)
遠視・老眼・斜位など他の屈折異常
両眼視機能のバランス(両目を使ったときの見え方)
生活に最適なメガネの度数

特に見落とされやすいのが「遠視」です。遠視は遠くも近くもピントが合いにくい状態ですが、若いうちは目の調節力で補えてしまうため、自覚症状が出にくく「視力は問題ない」と思っている方も多くいます。このような場合、画像テストでは「1240(健康な目)」と判定されながら、実は遠視や斜位があったというケースも珍しくありません。まぶしさや疲れの原因が視力の数字に表れにくい場合については、まぶしさ・疲れの原因が視力の数字に出ない場合の記事もご覧ください。

目の状態を正確に知るための検査とは

眼鏡処まどかでは、機械での測定だけでなく、会話を交えながら生活スタイルに合わせた度数を丁寧に見つけていきます。

STEP 1
ヒアリング
どんな場面で見えにくさを感じるか・目の疲れ・生活スタイルを丁寧に伺います
STEP 2
他覚検査(機械での測定)
オートレフラクトメーターで近視・遠視・乱視の度数を客観的に計測します
STEP 3
自覚検査(試しかけによる調整)
実際にレンズを入れて「見え方の感覚」を確認しながら、最適な度数を決定します
STEP 4
両眼視機能検査
両目を使ったときのバランス・斜位の有無もチェック。チェーン店では受けられない精密な検査です。両眼視機能検査で斜位が見つかった場合の対処法については、両眼視機能検査で斜位が見つかった場合の対処法の記事もあわせてご覧ください。

こんな方は一度しっかり検査を受けてみてください

画像テストの結果が気になった方
視力検査で「問題なし」と言われても疲れやすい方
今のメガネで見えにくさや疲れを感じている方
夕方になると特に目がつらくなる方
メガネを作ったのに頭痛・肩こりが続く方
しばらく視力を測っていない方

メガネを作ったのに見えにくさが続いていた実例は専門検査の重要性がわかる実例を、眼精疲労の原因を幅広く知りたい方は眼精疲労につながる7つの原因もあわせてご覧ください。

「自分の目の特性」を正しく知りたい方へ
両眼視機能検査を含む丁寧な測定を行います
予約優先制で、一人ひとりに時間をかけます
八王子・日野市・相模原市エリアからのご来店も多数

FAQ よくある質問

Q. 数字テストで「乱視と近視」と出ました。すぐメガネが必要ですか?
必ずしもすぐに必要とは限りません。近視・乱視がある場合でも、日常生活に支障がなければ様子を見ることもあります。ただし正確な度数と目の状態は、画像テストではわかりません。気になる方は一度専門店や眼科で測定してみることをおすすめします。
Q. 「1240(健康な目)」と出たのに目が疲れます。なぜですか?
画像テストは近視・乱視の傾向を掴むものであり、遠視・斜位・調節機能の問題などは検出できません。特に遠視は若いうちは自覚しにくく、「目は良いはずなのに疲れる」という原因になりやすいです。眼鏡処まどかでは両眼視機能検査で見えにくさの根本原因を探ります。視力が良くても目がつらくなる原因については、視力が良くても目がつらい原因を解説した記事もあわせてご覧ください。
Q. チェーン店の視力検査と専門店の検査は何が違いますか?
チェーン店の検査は効率化のため短時間で行われることが多く、片目ずつの視力測定が中心です。眼鏡処まどかでは、両目を使ったときのバランス(両眼視機能)・斜位の有無・乱視の軸方向・生活スタイルに合わせた度数の微調整まで、時間をかけて丁寧に行っています。
Q. 乱視の軸方向とは何ですか?
乱視は、角膜の歪みがどの方向に生じているかによって「軸(じく)」が異なります。この軸が正確に合っていないと、乱視矯正のメガネをかけても見えにくさや違和感が残ります。正確な軸方向は機械での測定と自覚検査の組み合わせで初めて正確に把握できます。
Q. 眼鏡処まどかで検査だけ受けることはできますか?
ご相談・検査のみのご来店も歓迎しています。「今のメガネの度数が合っているか確認したい」「目が疲れる原因を調べてほしい」という方もお気軽にどうぞ。予約優先制ですので、まずはご連絡ください。