「測定の前に、なぜこんなに細かく聞かれるんだろう?」
そんなふうに感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、メガネづくりにおいて“問診”はとても重要な工程です。視力だけでなく、お客様の「見え方の理想」や「目の使い方」を理解することで、より自然で快適な視界をつくることができるからです。
あなたの“見たい”に寄り添うために
私たち「まどか」では、測定前に問診票をご記入いただいたうえで、丁寧にお話を伺う時間を設けています。
- どんな時に見えづらさを感じるのか
- どんな見え方が理想か
- 日々の生活やお仕事で、特に目を酷使する場面は?
このような情報の内容によって、視力測定の内容や度数・レンズ設計の方向性も大きく変わってくるのです。
理容師さんと美容師さんの“目の使い方”の違い
最近ご来店いただいたのは、理容師の方。
以前、美容師の方のメガネを作成させていただいたことがあり、「おそらく目の使い方をしているのかな」と思い込んでいました。
ところが、詳しくお話を聞いていくと、美容師と理容師では“目の使い方”に違いがあることがわかってきました。
- 美容師:比較的立ったままお客さんの頭を見下ろす状態で作業する
- 理容師:基本的には中腰の状態でお客さんの頭が正面に見える形で作業する
この違いに合わせて、必要な度数の強さやレンズ設計調節が必要です。
やはり**「聞くこと」「知ること」が、最適なメガネづくりの鍵**だと改めて実感しました。
検査だけではわからないことがある
視力検査だけでは、すべての悩みやご要望を汲み取ることはできません。
だからこそ、まどかでは一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添いながら、「見ること全体」を整えていきたいと考えています。
「どんなふうに見えるようにしたいか」「どんな場面で困っているか」
小さなことでも、ぜひお話を聞かせてください。