強度近視のレンズは、なぜ分厚くなりやすいのか
強い近視の方にとって、メガネは「見え方」だけでなく、「厚み・重さ・見た目」も大きな悩みになりがちです。
近視用レンズは、中心は薄く、周辺(フチ)が厚くなるという構造になっており、度数が強くなるほど周辺部の厚みは増します。
強度近視と言われる方の場合はこの“フチの厚み”が特に目立ちやすくなり、レンズの存在感が気になる…というご相談も多く寄せられます。
でも実は、設計や素材、フレーム選びによって、この悩みは軽減できる可能性が十分にあります。
まどかがご提案する、強度近視への3つの工夫
✅ 1. 度数に適した薄型非球面レンズを使用
非球面レンズは、光を効率的に通し、ゆがみを抑える設計になっています。
同じ度数でも、従来の球面レンズより薄く仕上げられるのが特長です。
さらに、素材の屈折率(1.60 / 1.67 / 1.74)を適切に選ぶことで、効果的に薄型化が可能です。
✅ 2. フレームとの相性を重視
PD(左右の黒目と黒目の間の距離)に対してフレームサイズが大きすぎたり、フチがないタイプのフレームを選んだ場合、レンズの厚い部分が目立ちやすくなります。
まどかでは、レンズの厚みができるだけ抑えられるようにサイズを軸にしたフレーム選びをお手伝いしております。
そのうえでレンズの厚みを目立たせにくいフルリムタイプのフレームなど、デザイン性と実用性を両立した形状をご提案しています。
✅ 3. 度付きレンズを入れた後の“目の大きさ”のバランスにも配慮
近視のレンズには、目が小さく見える“縮小効果”があり、強度の近視になるとその影響も大きくなります。
この悩みには、サイズ感を大事にするだけでなく、フレームのフチの色や太さも考慮して選ぶことが有効です。
度付きレンズを入れた後の「鏡を見たときに気分が落ちる」という声に対しても、まどかでは見た目にも配慮した快適な1本をご提案しています。
「合うフレームがない」は、もう昔の話です
強度近視の方から多く聞かれるのが、
「厚みが目立ちにくいフレームは子供用だったり、デザインを気に入るものが無くて、フレームが選べないんです」
というお悩み。
確かに、強度近視でない方たちと比べると選べるデザインの幅は少なくなりますが、
現在はフレーム設計のバリエーションが増え、デザイン性も高く厚みも目立ちにくくなるようなものも数多くあります。
「これでいいや」ではなく、「これがいい」と思えるようなフレームに出会える時代です。
重さ・ズレ対策も丁寧に調整しています
レンズの重さによって「ズレやすい」「鼻が痛くなる」といったトラブルも、強度近視ではよく見られます。
まどかでは、以下のようなフィッティング調整をミリ単位で行い、長時間の使用でも快適に使っていただけるよう工夫しています。
- 鼻パッドの高さや角度の調整
- テンプル(耳かけ)の角度・長さの調整
- 左右の高さ・傾きの微調整
- かけたさいに軽く感じるような重心バランスを考慮したフレームのご提案
強度近視だからこそ、あきらめないメガネ選びを
「厚みがあるのは仕方ない」「どうせ見た目は変わらない」
そう思って、あきらめていませんか?
いまは、強度近視の方でも“見た目と快適さの両立”ができる選択肢が整ってきています。
八王子で強度近視のメガネをお探しの方へ。
まどかでは、あなたの度数・目の使い方・ライフスタイルに合わせた、納得のいく1本をご提案しています。
どうぞお気軽にご相談ください。