大手の眼鏡屋さんのCM効果もあり、最近では遠近両用を使っている方も大分増えてきたなと感じています。
そういった方からお聞きすることがあるのが「手元も見えることは見えるけど、長時間の手元作業は疲れるんだよね…」というお言葉。
遠近両用という名称からは遠くも近くもバッチリという印象を受けますが、実は遠近両用のレンズは遠くを見ることをメインにした使い方を想定した製品になっており、中間~手元の部分の視野は狭くなっています。
そのため、お客様の言葉通り「長時間の手元作業は疲れる」のです。(仕事帰りの買い物で値札を見るぐらいであれば遠近両用でも十分ですよ)
そこでおすすめなのが遠近両用の仲間である中近レンズです。
このレンズは遠近両用とは異なり、中間~手元の範囲を見ることをメインにした使い方を想定した製品となっており、遠くの視野は狭くなりますが中間~手元の視野はゆったりと広くなっています!
また、遠近に比べると遠く~手元の度数の変化も緩やかであるため、遠近などの累進レンズ特有の視界の歪みも感じにくく、非常に使いやすくなっているのも特徴ですね。
レンズの種類にもよりますが、3~4メートル先も良く見えるため室内では中近レンズがあれば見え方に困ることは少ないと思います。
レンズメーカーさんの絶え間ない努力により素晴らしいレンズが多く生み出されていますが、その種類は膨大で一般のお客様では自分に合ったものを選ぶのは至難の業です。
ご自身の環境(何を、どのぐらいの距離で、どのぐらいの時間見るのか)をお伝えいただければ、数多くのレンズから最良のものをご提案しますので、ご相談お待ちしております。
遠近と比べてどのように見え方が変わるのかもお試しできるようになっているため、こちらもお気軽にどうぞ!