「どこで眼鏡を作っても、視力が1.0まで出ないんです」
度数を合わせても思うように視力が出ず、諦めてしまっている方はいませんか?
実は、近視や乱視の度数だけでなく、わずかな視線のズレが視力の改善を妨げていることがあるんです。
今回は、八王子の眼鏡店まどかで改善された20代女性の実例を交えて、視力が出づらい本当の原因についてお話しさせていただきますね。
「1.0以上は難しい」と言われ続けた20代女性
20代の女性Iさんがまどかにいらしてくださったときのお話です。
Iさんは、視力がどうしても1.0まで出ずに悩んでいらっしゃいました。眼鏡を作りたくて何軒もの眼鏡店で測定を受けたそうなのですが、どこに行っても「1.0以上の視力を出すことは難しいですね」と言われ続けてしまったそうです。
何度も同じことを言われると、「自分の目はそういうものなんだ」と諦めてしまいますよね。Iさんもご本人なりに仕方ないのだと受け入れていらっしゃいました。
そんな中、たまたま友人から当店を勧められて、「もしかしたらここなら何か違うかもしれない」というわずかな希望を持ってご来店くださいました。
素直に度数を入れても視力は0.8止まり
さっそく測定をさせていただきました。
Iさんは近視と乱視をお持ちでした。まずは基本的な屈折検査で、近視と乱視の度数を測定します。そして、その度数を素直にレンズに入れて視力を確認したところ、やはり0.8止まりでした。
Iさんも「そうなんです、これまでもだいたいこのぐらいまでしか見えなかったんです」とおっしゃっていました。
でも、ここで諦めるわけにはいきません。視力が思うように出ない場合、度数の問題だけでなく、両眼のバランスが影響しているケースがあるんです。
「もしかしたら…」と思い、続けて両眼視機能の測定を行うことにしました。
普段は気づかない視線のズレが隠れていた
両眼視機能に問題がないか詳しく測定していくと、Iさんには普段ご本人も気づかない程度の視線のズレが隠れていることがわかりました。
視線のズレ(斜位)というのは、目を閉じてリラックスした状態になると両目の向きが内側や外側などを向いてしまう状態のことです。大きなズレであれば頭痛や目の疲れ、複視(物が二重に見える)などの症状として現れますが、わずかなズレの場合、脳が自動的に補正してくれるため、普段は全く気づかないことも多いんです。
でも、気づかないからといって影響がないわけではありません。このわずかなズレが、実は視力に大きく関わっていることがあるんですね。
網膜の感度の良い部分から外れていた
ここで少し専門的なお話をさせていただきますね。
目の中に入ってきた光が網膜上に像を結ぶと、ピントが合った状態になります。でも実は、網膜上でも場所によって感度の良い部分とそうでない部分があるんです。
一番感度が良いのは「中心窩」と呼ばれる網膜の中心部分です。ここにピタッと像が結ばれると、最もクリアに、最も高い視力で見ることができます。
Iさんの場合、視線のわずかなズレがいたずらをして、この感度の良い部分からズレたところで像を結んでいたんです。度数自体は合っているのに、像が映る場所がベストポジションから外れていたため、視力が出づらくなっている状態でした。
プリズムレンズで視線のズレを補正、視力1.0を実現
原因がわかれば、半分は解決したようなものです。
Iさんには、プリズムというレンズを使って視線のズレを補正する眼鏡をご提案させていただきました。プリズムレンズは、光の進む方向を少しだけ曲げることで、視線のズレを補正してくれるレンズです。
プリズムを入れたテストレンズで視力を測定すると、視力は1.0まで向上しました。Iさんもその見え方に驚かれて、「こんなにはっきり見えるんですね!」と喜んでくださいました。
仕上がった眼鏡をお渡ししたときも、「これまで諦めていたけれど、本当に相談して良かったです」と満足していただけました。
視力が出づらい原因はさまざま、諦める前にご相談を
視力が出づらいとき、多くの場合は単純に近視や乱視の度数が合っていないことが原因です。でも、まれにIさんのような視線のズレが影響していることもあります。
他にも、以下のような原因が隠れていることがあります。
- 両眼視機能のバランスの崩れ
- 利き目と非利き目の視力バランスの問題
- 調節力(ピント合わせの力)の不足
- レンズと目の位置関係のズレ
八王子の眼鏡店まどかでは、予約優先制で時間をかけて、こうした細かな原因まで丁寧に測定しています。「どこで作っても視力が出ない」「いまいちスッキリ見えない」と感じている方は、諦める前にぜひ一度ご相談ください。
思わぬところに原因が隠れているかもしれません。精一杯対応させていただきます。
FAQ
Q1: 視力が出づらいのは、目の病気が原因ということはありませんか?
その可能性もあります。まずは眼科で検査を受けて、目の健康状態を確認することが大切です。病気が原因でない場合に、眼鏡店での詳細な測定で改善できる可能性があります。眼科での検査結果をお持ちいただければ、より適切な対応ができます。
Q2: プリズムレンズは誰でも使えるのですか?
プリズムレンズは、視線のズレがある方に有効なレンズです。必要のない方が使っても効果はありませんし、逆に違和感を感じることもあります。詳しく検査をして、必要かどうかを判断した上でご提案させていただきます。
Q3: 視線のズレは自分で気づけるものですか?
大きなズレの場合は複視(物が二重に見える)などの症状として気づきますが、わずかなズレの場合は脳が自動的に補正してくれるため、ご本人は全く気づかないことも多いです。専門的な検査をすることで初めてわかることがほとんどです。
Q4: これまで何軒も眼鏡店を回ったのですが、また測定する意味はありますか?
はい、あります。眼鏡店によって検査の方法や深さ、測定する項目が異なります。まどかでは両眼視機能検査やプリズム測定など、詳細な検査を行っていますので、これまで見つからなかった原因が見つかる可能性があります。諦めずにご相談ください。
Q5: プリズムレンズは見た目でわかりますか?
通常のプリズム度数であれば、見た目でプリズムが入っているとわかることはほとんどありません。強度のプリズムの場合は鏡で事前にご確認いただくようにしております。


