「運転中、急に視線が定まらなくなることがある」「一度視線がズレると、合うまでの数秒間、視野が狭くなったり距離感が狂ったりする」——そんな経験に不安を感じている方はいませんか。
運転中の一瞬の距離感の狂いは、事故につながりかねない怖さがあります。この症状の背景に、「外斜位(がいしゃい)」という視線のズレが関係していることがあります。
視線が急に定まらなくなる仕組み
外斜位とは、片目を隠したときに、その目が外側に向いてしまう状態のことです。普段は脳と目の筋肉が無意識に視線のズレを補正しているため、日常生活で困ることは多くありません。
ところが、外斜位のズレが大きい場合や、疲労が蓄積しているときは、この補正が追いつかなくなる瞬間があります。視線が一時的に外れてしまい、再び焦点が合うまでの数秒間、視野が狭く感じられたり、距離感がつかみにくくなったりすることがあります。
なぜこのようなことが起こってしまうのか
原因① 大きめの外斜位
外斜位のズレが大きいと、脳と目の筋肉による補正の負担が大きくなります。この負担が大きいほど、補正が破綻して視線が外れやすくなります。
原因② 疲労による補正力の低下
長時間の運転や一日の疲れが蓄積すると、視線を補正するための筋肉と脳の働きが弱くなります。普段は問題なく補正できていても、疲れているときに限って視線のコントロールが効かなくなることがあります。
運転中は遠くを見続ける時間が長く、緊張や集中による疲労も重なりやすいため、こうした視線の破綻が起こりやすい場面のひとつとなります。
こんな経験がある方は注意が必要です
- 運転中、急に視線が定まらなくなることがある
- 視線が合うまでの数秒間、視野が狭く感じる
- その間、距離感がつかみにくくなる
- 疲れているときや長距離運転で症状が出やすい
- 一般的な視力検査では「問題なし」と言われたことがある
運転中に視線が定まらなくなることがあり、いったん視線が合わなくなると再び合うまでの数秒間、視野が狭くなったり距離感が狂ったりしてお困りの男性からのご相談でした。
検査の結果、片方の目に大きめの外斜位(普段は隠れている視線のズレ)があり、疲労が溜まっているときに視線のコントロールが効かなくなっていることがわかりました。
視線合わせをサポートするプリズムの度数を入れることで、そもそも視線が外れにくくなるようにし、万一外れた場合にもスムーズに視線が復帰できるようにご提案しました。
眼鏡処まどかでの対応
眼鏡処まどかでは、両眼視機能検査によって外斜位の有無・方向・量を数値で確認しています。
運転中の視線の不安定さのように、日常的には気づきにくいけれど特定の場面で症状が出るケースについても、丁寧にお話を伺いながら測定を行っています。
外斜位が大きい場合は、プリズムレンズによって視線のズレそのものを軽減し、視線が外れにくく、また外れても戻りやすい状態をつくることが可能です。
安心して運転できることは、日々の暮らしの安心にもつながりますので、お気軽にご相談ください。
八王子の眼鏡処まどかでは、予約優先制で一人ひとりの見え方に向き合っています。

