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眼鏡を購入する際に最も重要なのは視力矯正器具として充分な性能が発揮できるフレームを選ぶことです。

もちろん、どれだけ見え心地の良い眼鏡であっても身に着けようと思えないデザインでは意味がありません。(せっかく買ったのにデザインがやっぱり気に入らずタンスの肥やしになってしまっている…という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか)

今はひと昔前とは異なりさまざまなデザインのフレームが溢れています。

きっとあなたの気に入るフレームも見つかるでしょう。

とはいえ検査をしてもらうお店でそういったフレームが見つかるとは限りませんよね。(理想は、お店で度数だけでなく顔幅や耳の高さなども含めて、きちんとあなたに合うのかを総合的に確認してもらうのが良いのですが…)

そんな場合は、他店や通信販売などで購入したものを持ち込むのもひとつの手です。(お店によっては持ち込みが不可のところもあるので、事前に確認しておくと良いですよ)

ただ、通信販売など、購入前に相談が出来ない場合は以下の点に注意することをお勧めします。(店舗で購入する際は店員さんに一緒に確認もらいましょう)

フレームカーブ

フレームを上から見た際のカーブが強くなると収差(余計な乱視や視線のズレ)が発生し、酔いなどの原因となります。
比較的平らに近いカーブのフレームを使っていた人が、顔を包み込むようなスポーツタイプのフレームに変更する場合は要注意です。

レンズの大きさ

レンズが大きいほどにレンズは重くなります。
また、視界の端の見え心地が悪くなります。(レンズの度数は中心が最も精度の高い場所となっており、そこから離れるにつれて精度が落ちていきます。)

これらの影響は度数が強いほど大きくなるため、強度数の人は要注意です。
片目だけ度数が強い人がいますが、そのような場合は左右の厚みと重さの違いがより目立つ状態になってしまいます…

デザインの好みや必要な視野は人によって異なりますが、レンズは小さめのものを選ぶとベターですね。

フレームのタイプ(どのようにレンズを固定しているか)

フレームによってレンズを固定する方法が異なるのですが、遠視の人や近視で度数の弱い人はレンズの端の厚みが薄くなるため、レンズに穴を空けたり溝を掘ったりして固定するタイプ(ナイロールやシートメタル)のフレームではレンズが欠けたり割れたりしやすくなってしまいます。
こういった場合はフルリム(金属やプラスチックでレンズ全体を包むタイプ)のフレームを選ぶのがおすすめです。
※厚みを指定して発注することでレンズの割れや欠けのリスクは回避できますが、別料金が発生することが多いです

 

『今使っている眼鏡と同じ度数だから、同じような見え方になるだろう』

と思いがちなのですが、実はフレームによっては使用中の眼鏡と同じ度数であっても全く見え心地が異なる場合があるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

他にも見るべき点はあるのですが、一般の方では判断が難しいため、とりあえずは上記の3点を押さえておけばよいかと思います。

直接相談したいという方はお気軽にご相談ください!!

 

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