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先日いらしたK様は眼の疲れ(特に左目)がひどく、どうにかならないかということでご来店。

現在お使いになっている眼鏡の度数を調べると両目とも弱い近視の度数が入っており、オートレフ(簡易的に眼の度数を測定する機械)の測定結果では右目は弱い近視で左目は弱い遠視というものでした。

この時点では『左目の度数が合っていないのが悪さをしているのかな』と思っていたのですが、詳しく検査をしていくとK様はどうやら眼の緊張癖(※)が強く、緊張を上手く抜きながら検査をすると実際は両目ともにやや強めの遠視であることが判明します。
※眼の中にはピントを調節する筋肉があるのですが、この筋肉が緊張しがちの人は実際よりも度数が近視寄り(弱度の近視が中度の近視として計測されるなど)になります。この近視寄りの測定結果のままに眼鏡を作ってしまうとピントを調節する筋肉に大きな負担を与えてしまい疲れの原因となるため、この緊張を抜くように検査することが重要となります。

遠視は遠くを見る時も近くを見る時もピント調節の筋肉に負担がかかるという特徴を持っているのですが、現在使っている眼鏡は8年ほど前に作ったということもあり、遠視という今の眼の状態とは全く合っていないものでした。

今回新調する眼鏡は、K様の視生活のストレス軽減のお役に立てるよう、遠視による眼の負担をしっかりとケアするものにしています。

K様、一生懸命お作りするので楽しみに待っていてくださいね!

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