眼鏡処まどかです。
手元が見づらくなって。。。とお困りになって当店にいらっしゃる方が増えてきているのですが、その際にタイトルにあるような質問をされることがあります。
これは全くの誤解でして、遠近両用の眼鏡を使用しても老眼の進みが早くなることはありません。
むしろ手元が見づらくなっているのを我慢して見ていると、ピントを調節する筋肉に負担が掛かり疲労がたまることで、ますます近くが見づらくなってしまいます！
更に下記のような仕草が知らぬうちに増えてしまうことで、若々しい印象から遠ざかってしまいます。
- 本やスマホを遠ざけて見ようとする
- 眼鏡をおでこに上げたり、鼻先まで下げて見ようとする
- 眉間にシワを寄せて見ようとする
また、遠近両用の眼鏡は使い始めるのが遅くなればなるほど、使いこなせるようになるまでのハードルが上がってしまうのです！
遠近両用に代表される累進レンズはレンズの上部から下部にかけて度数が変化していくという構造になっています。
そのような構造を持つ関係で単焦点レンズとは異なる独特な見え方になるのですが、老眼が進めば進むほどその独特さが強く感じられるようになるのです。
※こちらの記事でも説明しております⇒遠近両用メガネは使いにくいって本当？
最近では電動機付き自転車を利用して坂でも楽々とこいでいる方が増えてきました。
負担がかかる場面ではサポートを受けてその負担を軽減しましょう、という意味では遠近両用も電動機付き自転車と似ています。
見づらさを我慢してストレスを溜めるよりも、使えるものは使ってストレスを減らすことで仕事や趣味に没頭できるようになると生活の質も上がるのではないでしょうか。
それでは今日はこの辺で～