「目薬を毎日使っているのに、疲れ目が全然良くならない」「サプリメントを3ヶ月続けても変化がない」——そんな声を、眼鏡処まどかではよくお聞きします。
目のケアとして目薬や栄養補助食品(サプリメント)を取り入れることは広く行われています。これらには目の乾燥を和らげたり、網膜の細胞に栄養を届けたりする働きがあります。
しかし、眼精疲労の原因が「目の光学的な問題」——度数の不一致や両眼視機能の乱れ——にある場合、どれだけ目薬やサプリを続けても根本的な改善は難しい状態が続きます。今回は、その理由を丁寧に解説します。
目薬・サプリが対処できる範囲とできない範囲
目薬やサプリメントにはそれぞれ役割があります。ただし、その役割には「範囲」があります。以下の比較表で整理しておきましょう。
| 眼精疲労の原因 | 目薬・サプリ | メガネの見直し |
|---|---|---|
| 目の乾燥 | ◎ 効果あり | △ 直接は対応しない |
| 充血・炎症 | ◎ 効果あり | △ 直接は対応しない |
| 度数の不一致 | ✕ 作用しない | ◎ 根本から対応 |
| 両眼視機能の乱れ | ✕ 作用しない | ◎ 根本から対応 |
| 乱視の軸のズレ | ✕ 作用しない | ◎ 根本から対応 |
疲れの根本原因が「光学的な問題」にある場合、目薬やサプリは症状を一時的に和らげることはあっても、翌日にはまた疲れが戻ってくるという繰り返しになりやすいのです。
薬では解決できない眼精疲労の3つの原因
原因① 度数の不一致
「視力は問題ない」と感じていても、現在のメガネやコンタクトの度数がわずかにズレているケースがあります。特に軽度の遠視や乱視は自覚症状が出にくく、目の筋肉が常に調節を続けることで疲れが蓄積します。この筋肉への持続的な負荷は、目薬で取り除くことができません。
原因② 両眼視機能の乱れ
左右の目が連携して一点を捉える「両眼視機能」に乱れがあると、脳と目の両方に持続的な緊張が生じます。片目ずつの視力検査では発見されにくい問題です。頭痛・肩こりを伴う眼精疲労や、ものがわずかにダブる感覚がある場合は、この乱れが疑われます。栄養補給では改善できません。
原因③ 乱視の軸のズレ
乱視は「度数」だけでなく、「軸の方向」が非常に重要です。軸がわずかにズレたメガネを使い続けると、目の筋肉が常に補正しようとして消耗します。この光学的なズレはサプリメントや目薬では修正できません。
こんな症状が続いていたら要注意
以下に心当たりがある方は、疲れの原因が目薬・サプリでは解決できないところにある可能性があります。
- 目薬を使っても、翌日には疲れ目が戻ってくる
- 夕方になると目が重くなり、頭痛がする
- サプリを3ヶ月以上続けても変化がない
- 眼科で「異常なし」と言われても疲れが続く
- 長時間の画面作業のあと、首や肩もこる
- 目薬を使うとすっきりするが、すぐに元に戻る
体験談|目薬とサプリを1年続けていた30代女性
「1年以上、目薬を毎日使って、サプリも飲み続けています。でも夕方になると必ず目が重くなって頭痛がする。眼科でも問題ないと言われて、もうどうすればいいかわからなくて」と眼鏡処まどかにいらっしゃいました。
測定してみると、使用中のメガネは視力的には概ね問題ありませんでしたが、両眼視機能の検査で目の向きにわずかな外れ(外斜位)が確認できました。また乱視の軸も、実際の目の状態と少しズレていました。
両眼視のバランスを整えたメガネにお作り替えいただいたところ、数週間後に「夕方の頭痛がほとんどなくなりました。もっと早く来ればよかった」とご連絡をいただきました。
目薬やサプリを否定したいわけではありません。ただ、使い続けても改善しないとき、原因は「光学的なズレ」にある可能性があります。そのときは、メガネの専門家に相談することが解決への近道です。
眼鏡処まどかでの対応
眼鏡処まどかでは、眼精疲労にお悩みの方に対して、まず「疲れの原因がどこにあるか」を丁寧に調べることから始めます。測定では視力や度数だけでなく、両眼視機能検査(プリズム量・輻輳・開散機能など)を行い、左右の目の連携バランスまで確認します。
「目薬もPCメガネも試した、それでも疲れが続く」という方には、ぜひ一度ご相談いただければと思います。八王子のほか、日野市・相模原市・昭島市からもお越しいただいています。またパソコン・スマホによる眼精疲労についてはこちらの記事もご参考ください。
八王子の眼鏡処まどかでは、予約優先制で一人ひとりの見え方に向き合っています。「相談だけでも」「今の眼鏡を見てほしい」という方もお気軽にどうぞ。

