「新しい眼鏡にしたら、必ず頭痛がする」「慣れるまで我慢するしかないと思っていた」

——眼鏡を変えるたびに不調が起こるという方、実はその原因は「度数の揺らぎ」にあるかもしれません。

度数は毎日同じではなく、体調のように波があるんです。

今回は、眼鏡を変えるたびに頭痛に悩まされてきたK様の事例を通して、度数の揺らぎと適切な測定の大切さについてお話しさせていただきますね。

度数は一定ではない、日々揺らいでいる

意外に思われるかもしれませんが、目の度数は毎日まったく同じというわけではないんです。

体調に波があるように、度数にも波があります。朝と夕方で少し違ったり、体調が良い日と悪い日で変わったり、緊張しているときとリラックスしているときで異なったりします。

そして、この波の大きさは人によって違うんですね。波が小さくてほとんど変動しない人もいれば、波が大きくて度数が不安定になりやすい人もいます。

波が大きい人の場合、測定のタイミングや測定方法によって、実際に必要な度数よりも強い度数が出てしまうことが珍しくありません。

簡易測定が過矯正を招くメカニズム

特に注意が必要なのが、機械を使用した片目ずつでの簡易的な測定です。

オートレフという機械で度数を測った経験がある方も多いと思います。機械の中を覗いて、気球や風船の絵を見るあの検査ですね。あれは便利で早いのですが、度数の波が大きい人には向いていない場合があります。

片目ずつ測定すると、普段の両目で見ている状態とは違う緊張が目に入りやすいんです。特に波が大きい人は、この余計な緊張によって実際よりも強い度数が出てしまいます。

その度数をそのまま眼鏡に反映してしまうと、必要以上に強い度数の眼鏡、つまり「過矯正」の眼鏡ができあがってしまうわけです。

眼鏡を変えるたびに頭痛に苦しんできたK様

先日、まどかにいらしたK様のお話をさせていただきます。

K様はまさに度数の波が大きいタイプの方でした。当店で最初に行う簡易的な測定では、それなりに強めの度数が出たんです。

でも、時間をかけて両目で見る状態で詳しく測定していくと、最終的な結果は最初の測定値の半分近く弱い度数で問題ないことがわかりました。これだけ差があるケースは珍しいですが、K様の目の個性を考えると納得のいく結果でした。

お話を伺うと、これまで眼鏡を変えるたびに頭痛が発生していたそうです。でも「眼鏡を変えたら慣れるまで我慢するもの」と思って、何とかその頭痛に耐えて慣らすことで乗り切ってこられたとのこと。

さぞ大変な生活を送られてきたのだと、心が痛くなりました。本来、眼鏡は快適に見えるためのものであって、我慢して耐えるものではないはずなんです。

過矯正が引き起こすさまざまな不調

必要以上に強い度数の眼鏡をかけると、どうなるのでしょうか。

眼精疲労はもちろんですが、それだけではありません。

  • 首や肩の凝り
  • 頭痛
  • 吐き気やめまい
  • 集中力の低下
  • 目の奥の痛み

こうしたさまざまな不調につながる可能性があります。K様の頭痛も、まさにこの過矯正が原因だったんですね。

適切な度数の眼鏡をお渡ししたところ、「こんなに楽なんですね。眼鏡を変えるのがこわかったけれど、もっと早く相談すればよかったです」と喜んでいただけました。

余計な緊張が入りにくい測定の工夫

では、度数の波が大きい人が自分にぴったり合った眼鏡を作るには、どうすれば良いのでしょうか。

簡易的な測定だけで終わらせず、できる限り余計な緊張が入りにくくなるような工夫をした測定を受けることをお勧めします。

八王子の眼鏡店まどかでは、予約優先制で時間をかけて測定しています。

  • 両目で見る状態での測定
  • リラックスできる環境づくり
  • 複数回の測定で度数の安定性を確認
  • 実際の生活環境に近い見え方でのテスト

こうした工夫によって、その人の本当に必要な度数を見極めていきます。

何となくの違和感でもご相談を

もし、今お使いの眼鏡で以下のような症状があるなら、度数が適切かどうか確認してみることをお勧めします。

  • 眼鏡をかけると疲れやすい
  • 首や肩が凝りやすくなった
  • 頭痛がよく起こる
  • 眼鏡を外した方が楽に感じることがある
  • 新しい眼鏡に慣れるのに時間がかかる

「何となくの違和感」でも構いません。その違和感こそが、過矯正のサインかもしれないんです。

まどかでは、今お使いの眼鏡の簡易的な度数チェックも行っています。「眼鏡を作らなくてもいいけど、ちょっと見てほしい」というご相談も大歓迎です。

あなたの「見える」が快適であることが、私たちの願いです。どうぞお気軽にご相談ください。

FAQ

Q1: 度数が揺らぐのは、目が悪くなっているからですか?

いいえ、必ずしもそうではありません。度数の揺らぎは目の調節機能の働きによるもので、特に若い方や調節力が強い方に起こりやすい現象です。ただし、急激な変化や大きな揺らぎが続く場合は、眼科での検査をお勧めします。

Q2: オートレフの測定値は信用できないのですか?

オートレフは便利で有用な機器ですが、あくまで参考値です。特に度数の波が大きい人の場合、実際より強めに出ることがあります。まどかでは、オートレフの値を参考にしつつ、両目で見る状態での詳細な測定を行って、最適な度数を決定しています。

Q3: 新しい眼鏡に慣れるまで我慢するのは普通のことではないのですか?

軽い違和感が数日で軽減していく程度なら問題ありませんが、頭痛や吐き気、強い疲労感が続くのは異常です。「我慢して慣らす」必要がある眼鏡は、度数が合っていない可能性が高いです。すぐに作った眼鏡店に相談してください。

Q4: 自分の度数の波が大きいかどうか、どうやってわかりますか?

ご自身で判断するのは難しいです。眼鏡店で詳細な測定を受けることで、度数の安定性や波の大きさがわかります。まどかでは測定の過程で度数の揺らぎも確認し、その方に合った測定方法を選択しています。

Q5: 今の眼鏡の度数が適切かチェックだけしてもらうことはできますか?

はい、もちろんです。まどかでは今お使いの眼鏡の度数測定と、実際に必要な度数の確認を行っています。必ずしも新しい眼鏡を作る必要はありませんので、気軽にご相談ください。