遠近両用レンズというとどんなイメージでしょうか。
『老眼世代の人たちが使うんでしょ??』といった印象を持っている人がほとんどだと思います。
ところが、そういった世間のイメージとは裏腹に当店では必要と考えられるお客様には年齢に関係なく提案をするようにしています。
『必要と考えられる場合って??』と疑問が浮かびますよね。
それではどのような場合に必要だと判断しているのでしょうか。
色々と基準はあるのですが大まかなものとしては、
- 眼精疲労を感じている
- 近くを見る時間が長い
- 遠くも近くも一つの眼鏡で済ませたいと考えている
といったようなことに当てはまる場合には遠近両用で困りごとを解消できる可能性が高くなるため、一つの案としてお話をしています。
ここで大事なのは年齢ではなく「どのような生活環境で過ごしているか」、「その環境でピント調節に過度な負担がかかっていないか」というポイントです。
一般的な常識にとらわれず、どうすることがお客様の困りごとの解消に繋がるかが大事ということですね。
当店ではこのような方針で眼鏡づくりを行っているため、時には20代のお客様にも遠近両用レンズをお勧めする場合があります。
若いうちから遠近両用レンズを使うことで疲労感の軽減だけでなく、今後老眼が本格的に始まった際にスムーズに使いこなすことができるようになるのもメリットです。(遠近両用レンズは独特な見え方がするのですが、使い始めるのが早ければ早いほど慣れるためのハードルが低くなります)
遠近両用レンズを使うことに抵抗がある人もいるのですが、決して老いの象徴ではなく、生活の質を上げてくれる手段の一つに過ぎません。
余計なストレスから眼を解放し、趣味や勉強に集中する時間を快適に過ごせるようになることが大事だと考えています。
何事も初めてとなると分からない点が多く不安に感じるものですが、いつでも相談は受け付けていますのでお気軽にご来店ください!