半分思い付きで始まったこだわりシリーズですが(笑)、今回は第2弾です!
今回は検査スペースのお話。
これまでに眼鏡をお作りになったことがある方は、以下のイメージ図のようなスペースで検査を受けたという方がほとんどではないでしょうか。
これは省スペース型と言われる検査機器で、店内の限られたスペースを有効活用するという点では非常に優れたものです。
しかしその一方で、視標(Cのようなマークなど)が表示される画面が1mほどの近い距離にあることにより、そこにピントを合わせようとしてしまい、不要な調節を招いてしまう可能性があるのです。
分かりにくい表現になってしまいましたが、簡単に言うと近視が本来よりも強めに出てしまう可能性(過矯正になるリスク)があるということです。
当店ではその可能性を少しでも下げるために、一般的な検査スペースよりも少し広めの3mを確保しています。
5mの距離を確保できるのが理想的ではあるのですが、店内のレイアウトや上記のリスクが発生する可能性のバランスを考慮してこの距離としました。
検査スペースの距離の取り方についてはお店様によって考え方が異なるため、正解・不正解というものはありません。
今回は、あくまで私のこだわりとしてどのように考えているかをお伝えしてみました!