メガネにも洋服と同じようにサイズがあるのはご存知でしょうか。
洋服を選ぶ際は色などのデザインも重要ですが、より重要となるのがサイズ感です。
どれだけデザイン性に優れていてもサイズ感を間違えてしまうとイマイチな感じになってしまうこともありますよね。
実は眼鏡にも同じことが言えるんです!
何故か眼鏡が似合わない、という方はもしかするとこのサイズ感が合っていないのかもしれません。
では、どのように選んでいけばよいのでしょうか??
まずは、眼鏡フレームに「52□15-138」といった表記がプリントされていることを確認しましょう。(多くの場合はテンプルの内側に書いてあります)
これは「(レンズの横幅)□(鼻幅)-(テンプル(つる)の長さ)」を表しています。
この1番目の数字(52)と2番目の数字(15)を足すと左右のレンズの中心を結んだ距離が分かります。(下記参照。これをフレームPDと言います)
次に、定規などで左右の黒目の間の距離(PD)を測ります。
眼鏡を作ったことのある人は眼鏡屋さんに確認するとより正確なPDが分かりますよ!
このPDとフレームPDが同じもしくはやや小さいものを選ぶとかけた際にバランスよく見えるため、サイズ感で失敗することはほとんど無くなります。
例)
PD:60mm
の場合は、
フレームPD:60〜68ぐらい
が適正サイズとなります。
その他に気を付けなければいけないのは顔幅のサイズです。
フレームPDが合っていても顔幅に極端に合っていないとキツ過ぎたりユル過ぎたりしてしまうので注意しましょう。(多少の差であればフィッティングで解決するので、神経質になる必要はありません)
眼鏡フレームにプリントされた「レンズの横幅×2+鼻幅」の数値(前述の例だと「52×2+15=119」)がそのフレームの横幅を示しているので、その値が顔幅に近いものを選ぶのがお勧めです。
サイズ感を意識するとより似合う眼鏡に出会えるようになりますよ!
それだけではなく、強度の近視の人はできる限りPDとフレームPDの差を小さくすることでレンズを薄く軽くすることができるようになるため、ぜひ試してみてください。(弱度であればあえてサイズ感をずらしてお洒落として楽しむのもアリです)
『サイズ感についてなんとなくは分かったけど、その他にも色々と気になる事が…』という人は気軽に質問してくださいね!