眼鏡処まどかです。
先日いらしたW様は白内障手術後に遠くの見え方は問題ないものの手元に見づらさを感じ、ご来店頂きました。
度数をお測りすると若干右目に調節の介入（余計なピント調節が入ること）はあるものの度数は弱いものでした。
眼のずれは外斜位（リラックスすると目が外向きに開く）だったのですが、その程度も微々たるもので、その後の眼球運動のチェックもスムーズに進み、素晴らしい目をお持ちの方でした。
眼のずれを補正する度数（プリズム）を試して頂いた際には見え方の改善の実感はありましたが、現時点では十分にご自身の力で補正できていること、今後ご自身の力で補正することが難しくなる可能性もあること、これらを踏まえて今回はプリズムの処方は見送りました。
今年で古稀になるとのことでしたが、見た目も非常に若々しく素敵なお方です。
W様とは反対に年齢が若くともスムーズに眼が動かない方もおり、
年齢と眼の「若さ」は必ずしも一致するものではないことを実感するケースでした。
ちなみにお選びになったフレームは記事の冒頭の画像にあるAKITTOのlesです。
華やかさを持ちつつも上品さも備えたフレームでW様にぴったりでした。
一生懸命お作りしますので、待っていてくださいね！
それでは今日はこのあたりでお開き～