「7歳の子どもの眼鏡を作りたいのですが、検査は可能でしょうか」といった問い合わせをいただくことが最近増えてきました。
大変ありがたいことなのですが、当店では基本的に10歳未満のお子様は眼科にて処方箋を発行してもらうようにお願いをしています。
低年齢のお子さんは目が緊張しやすく、その結果として度数が実際よりも強く出てしまうことが多々あるからです。(強く出てしまった度数に合わせて眼鏡を作ると過矯正になり、逆に近視を進めることになることも…)
これを防ぐためには緊張を取り除く薬を使う必要があるのですが、薬剤の投与は医療行為となるため眼鏡屋ではできません。
そこで眼科のお医者様の出番となる訳なのですが、眼科であればどこでも良いというわけではないため注意が必要です。
眼科と言ってもその分野はさまざまであり、病院によって得意としているものが異なるんですね。
ですので、小さなお子さんの眼を検査する際は「小児眼科」を掲げている病院で診てもらうようにしましょう。
以前の記事(近くの視力はいくつですか??)でも書きましたが、お子さんの眼はいかに早い段階で適切な対応が出来るかが重要となります。
保育園に通う2人の息子を持つ父親としても、大切なお子さんの眼を守る一助となれれば嬉しい限りです。