眼鏡をかけたときに目が小さく見えると顔の印象も変わってしまい、困りますよね。
女性であれば特に気になってしまうと思います。
近視の度数が強い方はレンズの特性上目が小さく見えてしまうのはしょうがないことではありますが、
実はあるポイントを押させるだけで、裸眼の時とさほど目の大きさが変わらないようにできるのです。
ポイント1 黒目がレンズ部分の真ん中にくるフレームを選ぶ
フレームを選ぶときはついデザイン重視になってしまいがちですが、実は目の大きさを決める重要な要素でもあるのです。
では何故フレームの選択が目の大きさに影響を与えるのでしょうか。
近視用のレンズは中心部分が一番厚みが薄く、中心から外にいくほどに厚みが増していく構造になっています。
つまり、可能な限りレンズの中心に近い部分を使うことができるフレームを選ぶことで、レンズが薄くそして軽くなり、その分歪み(目が小さく見える原因の1つ)が減るのです。
このように目の位置に合った大きさのフレームを選ぶことは、非常に重要な要素となるのです。
それではどのようにして自分の目の位置に合ったフレームを選べば良いのでしょうか。
1つの指標としてフレームPD(単位はミリ)があります。
フレームのツルの部分に『52□16』といったような記載があるのですが、この場合は52と16を足した68がフレームPDとなります。
この数字と自分のPD(右目の瞳孔と左目の瞳孔との間の長さ。単位はミリで表される。)ができる限り近いフレームを選ぶと良いです。
PDに関しては眼鏡屋で計ってもらっても良いですし、家族や友人に定規で測ってもらってもよいと思います。
ポイント2 フレームを掛けたときのレンズと目の距離をできる限り近づける
近視用のレンズは目から離れれば離れるほど、周りから見た際に目が小さく見えるようになります。
フレームを顔に合わせてフィッティングをしてもらう際には、できる限り目とレンズの距離が近くなるように注文をしましょう。
フレームの種類としては金属製の鼻あてのついたメタルフレームがおすすめです。(金属製の鼻あてが付いていればセルロイドのフレームでも問題ありません)
金属製の鼻当てであれば、調節がある程度できるので、個々人のまつ毛の長さに合わせて目に近づけることが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
せっかく気に入ったデザインの眼鏡でも、目が小さく見えてしまっては掛ける気もなくしてしまいますよね。
近視の度数の強い方は以下の点を意識してみてくださいね。
- レンズ部分の真ん中に黒目が来るようなフレームを選ぶ
- レンズと目の距離はできる限り短くする