年齢を重ねれば誰しもが避ける事の出来ない「老眼」。
昔は遠くも近くもピントがハッキリと合っていたのが、加齢に伴いだんだんと近くのピントが合いづらくなっていくのは不便ですよね。
何故このようなことが起きるのでしょうか?
その原因は大きく分けて2つあります。
- 水晶体(目の中にあるレンズ)の弾力性の低下
- 水晶体の厚みをコントロールする筋肉(毛様体筋)の働きの低下
その中でも特に大きな影響を与えるのが「水晶体」の弾力性の低下です。
水晶体の弾力性が失われ硬くなっていくことで、どれだけ毛様体筋が頑張っても厚みを変えることが徐々に難しくなってしまい、手元が見づらくなっていきます。
この変化はトレーニングでどうにかできるものではないため、基本的には老眼対策をトレーニングで行うことは難しいと言えます。
ただ、「2.」の毛様体筋の働きについてはトレーニングで改善可能であるため、人によってはピント合わせがしやすくなる効果を期待できるかもしれません。(無理をするとむしろ目に悪影響を与えてしまうため、トレーニングを行う際は余裕を持って行うようにしましょう)
いずれにせよ老眼になることは避けられないため、必要に応じてトレーニングしつつ、眼鏡で老眼対策を行うことで、「見る」ことへのストレスを減らすのがおすすめです。
特に普段眼鏡をかけていない方や、遠近両用を使ってみたいと思う方は早めに慣れておくと後々が楽になりますよ!