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斜視は見た目にも大きく影響を与えるため、親としては気になるところだと思います。

斜視の種類にもよりますが、大きく分けると斜視の対応方法には以下の2つがあります。

 メリットデメリット
眼鏡メスを入れることがないため、身体への負担が少ない。眼鏡を常用していないと斜視に戻ってしまう。
手術眼筋にメスを入れることで、斜視を物理的に解消することができる。子どもは全身麻酔が必要となる。手術をしてもまた斜視になる場合がある。

このようにそれぞれの対応方法によって特徴があるため、何を重視するかを考えて検討する必要があります。

斜視を持ったお子様を抱えている方に知っておいて欲しいのは必ずしも手術が必要となるわけではないということです。

間欠性外斜視(眼の疲労が溜まったときに一時的に外側に目線が外れる)であれば、眼の負担を和らげる眼鏡で改善する可能性はあります。

また、調節性の内斜視(強度の遠視を持っているお子さんが物を頑張って見ようとして目が内側に寄ってしまう)であれば、眼鏡でその頑張りをサポートすることで解消させることができます。

3D型のゲーム機を使用することで後天的に斜視になる場合もあるため、その点も注意したいですね。※ゲーム機メーカーでは6歳以下のお子様には3Dモードで遊ばせないように注意喚起しています

上記の調節性の内斜視を除いて、斜視が起きる原因は特定されていません。

何か別の病気が原因となっているかもしれませんので、まずはお医者様に診て頂くことをお勧めします。

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