視力検査の結果は良好、近くを見ているときも特に問題はなし…なのに遠くを見ていると辛いし、ダブって見えるときもある!!
なんてことはありませんか。
以前にいらしたI様はこのような悩みを抱えており、それをどうにかしたいということでご来店されました。
『遠くは問題ないけど、近くは疲れるんだよなぁ…』
こんな話は珍しくありませんが、遠くを見るときだけ疲れるなんて不思議な話ですよね。
実はこれには眼球の周りにある筋肉のバランスが関係しています。
この筋肉は6本あるのですが、筋肉量などのバランスによってリラックスゾーン(目を閉じたときに自然に黒目がずれる方向)が変わってくるのです。
日本人の多くはリラックスゾーンが外側(黒目が外をずれる状態で、外斜位と呼びます)になる傾向があります。
I様の場合はこのリラックスゾーンが内側(黒目が内にずれる状態で、内斜位と呼びます)になっていました。
ずれの程度にもよりますが、内斜位の特徴としては以下の2点があります。
- もともと黒目が内側を向いているため、近くを見る際は比較的楽に感じる。
- 遠くを見る際は、もともと内側を向いている黒目を外に開かなければいけないため、疲労を感じやすい(眼球を外に開く筋肉の力はとても弱いのです)
内斜位は脳の異常などにより発生している場合があるため、慎重に対処する必要があります。
この点、I様の場合は病院でも異常は指摘されていないという確認が取れましたので、お困りの原因となっている内斜位をケアする眼鏡を作成させて頂きました。
同様のことでお悩みの方はまずは病院での受診をしておくと、安心して眼鏡をお作り頂けると思います。
電話やメールでの事前相談はいつでもお待ちしていますので、お気軽にお問い合わせくださいね!!